地球の潜り方

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その58 食事 Part2

かなり以前、本コラムNO.15では食事を取り上げた。今回は、約13年ぶりに食事を取り上げたい。

NO.15で取り上げたのは、体に良い食事、バランスをとる食事であった。
今回は、「毎食バランス主義」から少し外れてみたい。

バランスのよい食事が体にいいのは当然だが、毎日三食ともバランスよく食べるというのは難しい場合があるし、自分の嗜好の排除にもなる。これでは食事そのものがストレスにならないとも限らない。

男性ならたまには焼き肉や揚げ物をたくさん食べたい、女性ならたまにはスイーツ三昧をしたい、と思う人も多いはず。たまにはメタボな食事をしたいと思う。

旅先や出張先での名物料理がバランスのとれた食事とは限らないし、バランスがとれていないから食べないというのも少々変である。もしその土地有名食材も入れて、且つある程度はバランスの取れた食事をしたいとなると、何処へ行っても「幕の内弁当」のようなもの以外食べられなくなってしまう。


栄養学的には正しくないだろうと思うが、筆者が心掛けているのは、主食(米、パン)を除き、24時間内に同じもの(おかず)を極力2度食べないようにしている。

例えば、ある日の昼はハンバーグを食べたとする。ハンバーグの肉は牛肉か、牛肉&豚肉である。そして、その日の夕食は外食か弁当であるとする。さて、何を選ぶか?

まず肉を避けることを考えるので、魚を使った料理を探す。もし、魚を使った料理が売り切れてしまっていたら、鶏肉を使った料理を探す。肉を連続して食べるが、牛肉、豚肉、鶏肉とそれぞれ特色があるので、同じ肉を連続して食べるよりはましだろう。食べるものの種類を多くすることも健康維持に重要なので、これを意識している。


長い旅行や中・長期の出張で、食事の場所が限定されるような場合、食事の種類もさほど増やせないので、例えば、牛肉・豚肉(昼)→鶏肉(夜)→肉なし(朝)→魚(昼)→牛肉・豚肉(夜)→・・・といったパターンを作ることもある。これの繰り返しだとマンネリ化するので、たまにパターンを崩してストレスを解消している。(実はこういう時に食べ過ぎて、お腹の調子を少々崩すことがあるのだが・・・)

さて皆さんの食事の工夫は如何に?
今年も健康第一でいきましょう!!

 

=おまけ:デイトリップ船の昼食に感心!=
2016年末から2017年始にかけて、ケアンズで潜ってきた。約15年ぶりのケアンズであった。
毎日デイトリップ船に乗って潜りに出かけたのであるが、この船の昼食が筆者にとって「絶品」なのであった。
客層は欧米人5:アジア人1くらいで、アジア人の多くは日本人であった。食事に和食があるわけではなく、洋食なのだが、野菜が多く、パスタやチーズも用意されていた。肉は薄切りのローストビーフが時々用意される以外は、ハム、鶏肉が主体で、胃に重たくならないよう配慮されていた。
筆者はほぼ毎日、一日分の野菜をここでとるぞとばかり、野菜のおかわりをしたくらいで、野菜がたくさんとれるという意味で「絶品」であった。

 

※写真は本文と関係ありません。

文責:折原 俊哉(恵比寿潜酔会・懇親会系幹事)

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