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恵比寿潜酔会のブログ

マリンダイビングフェア2019に行って来ました。

去る4月6日(土)、毎年恒例、マリンダイビングフェアに行って参りました。以下はその報告です。

 

1.開場時間丁度到着

一昨年は寝坊、昨年は交通機関遅れで開場時間より後に会場に到着しましたが、今年は開場時間の午前10時丁度!着いたときに「只今開場しました」のアナウンスが聞こえました。

列に並んだら、先着プレゼント券を配っていて、運よく入手できました。さて、今年の先着プレゼントですが、ウォータープルーフ日焼け止め美容液でした。

 

2.ガラッと変わった配置

最近は試行錯誤しているのか、毎年少しずつ配置が変わります。今年は、入口を入ってすぐがデジカメゾーン・ギアゾーン、その次にガイドの写真展があって、その後に地球の海フォトコンテスト入賞作品展示でした。

かつてと違い、器材メーカーは主要各社皆出展ではありません。どうもダイビングフェスティバル(今年復活)とこちらとで出展をすみ分けているようにも感じました。

全体的にゆったりした感じの配置で、これまでの様に混み合っている中を歩くという感じではありませんでした。(ただしAQROSとmicが出展しているグッズゾーンは別)

会場の作り方もありますが、出展者数を絞っているように思います。例えば、主要観光地ではハワイやグアムからの出展が見当たりませんでした。(出展社数を数えたことが無いので正確にはちょっと分かりません。この点ご容赦ください。)

出展する側もどの展示会に出展するのが一番効果的なのか考えるはずです。リゾート関係の情報を集めたい場合は、マリンダイビングフェアとツーリズムエキスポ(今年は大阪開催)両方に行かないと揃わない状況になってきたように感じます。

広々としたフォトコン会場

3.ドローン花盛り

2月のダイビングフェスティバルでもそうでしたが、水中ドローンが爆発的に増えそうな感じです。ダイビングライセンスがなくても、結構自在に水中写真・映像が撮れる時代はすぐそこまで来ていると感じます。

そうなると気になるのは事故防止です。例えば、石垣島の川平あたりでマンタを撮影しようとする水中ドローンと人の衝突などが起きなければよいですが・・・。事故防止ルールを早めに作った方がよいかもしれません。

4.水中カイロ

今回、少々気になったのが、ウェットスーツ用水中カイロです。このカイロは、ホカロンなどとは違うもので、発熱しないので体温より暖かくなることはありません。発熱タイプは火傷の可能性が絶えずありますよね。一応、製品の断面を見せてもらいました。

PADIのHP内で紹介記事があります。(https://www2.padi.com/blog/jp/2018/03/26/majiho/)

発熱しない水中カイロ

5.異業種出展の新参者

ダイビングでも旅行でもない業界からの出展と言えば、かつては英会話学校でしたが、暫く前からワイン販売のビーロードが出展しており、もはや常連さんです。何と今年は生協のパルシステムが出展しておりました。ヨーグルト、プリン、キャロットジュースのいずれかを口にしながら説明を聞けるというものです。

出展理由は「販路拡大で食品とは直接関係ない展示会にも出店している」とのこと。ダイバー用の食事を開発してくれれば買ったのに・・・。でも、パルシステムのプリン美味しかったな。

パルシステムのブース

6.超高齢化日本ならでは出展?

今回、何と葬儀関係のブースが出現しました。沖縄発の、エルカという、海洋墓標の宣伝です。これは風化造礁珊瑚が原材料で、半年ほどで海中で完全に溶けるそうです。土地が狭い、今後ますます老人だらけになる日本にはうってつけなのでしょうか。

なお、生前葬の相談ものってくれるとのことです。筆者も今から予約しようか・・・。

葬儀関係のブースが登場するとは想像もしませんでした。

7.長すぎる表彰式

最後は、お待ちかね、地球の海フォトコンテストの授賞式&抽選会です。審査委員長はおなじみ福永友保氏、審査員は高砂淳二氏、鍵井靖章氏らおなじみの審査員でした。今年から賞が増えたため、授賞式の時間が長くなりました。このため、他の予定に遅れるのか、賞状を受け取る前に会場から出てしまう上位入賞者もおりました。これはちょっと要改善点かもです。

福永友保審査委員長(奥は高砂淳二氏ら)

あと、今年はネイチャー・環境部門のグランプリがなしという事態です。これはグランプリ作品が他の写真コンテストとの重複応募であることが発覚したためです。皆さん、ルール・マナーは守りましょう。

以上、報告でした。

文責:折原 俊哉(恵比寿潜酔会・懇親会系幹事)